当院では日機装株式会社製の透析液調整装置を設置しております。
連続希釈方式にて最適な透析液を安定して供給することが可能となっております。
また、密閉回路内で薬剤を溶解するため、薬剤開封時の粉の飛散や外気に触れることで発生する交差汚染を防ぎ、透析液原液をクリーンな状態で作製できます。透析液中の生菌数やエンドトキシン等の水質基準のチェックも行っております。機械室に設置しておりますので、普段目にすることはあまりありませんが、患者さんが安定した透析を行うための大変重要な装置です。

当院では日機装株式会社製の最新透析装置を設置しております。
オンラインHDFやI-HDFに対応可能であり、血流量（QB）や透析液流量（QD）、補液量を前半と後半で変えるなど、患者さんに応じた、多彩な治療プログラムを組むことができます。また、酢酸不耐症等の患者さんのために個人用透析装置も設置しており、患者さん一人一人に合わせた治療を提供できる体制を整えております。施設見学も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

当院では最先端技術を搭載したフルデジタル超音波診断装置を設置しております。従来の装置に比べ、さらに高画質な画像検査を提供できるようになりました。超音波検査は人体に無害・無痛な検査で、繰り返して行えるため、病気の早期発見・経過観察に大変有効な検査です。プローブを体表に当てることで体内臓器の形態や血流情報をリアルタイムで表示し、循環器系の疾患や腹部消化器系疾患・血管系疾患などを速やかに診断し日頃より患者様の健康をお守りいたします。検査中は苦痛もなく、リラックスしながら安心して受けていただけます。詳しい検査内容は、医師へお気軽にお尋ねください。

当院では血圧を測るような感覚で、動脈の硬さを測定可能な血圧脈波装置を設置しております。血圧や12誘導心電図だけでなく、動脈硬化の程度を表す指標であるCABI、下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標であるABIを計測可能です。末梢動脈疾患は心血管疾患・脳血管疾患など、他臓器障害との合併が多くみられることから早期発見が重要とされており、これらを定期的に計測することで早期発見につながります。また、結果はカラーレポートを印刷してお渡しするため、血管年齢や末梢動脈疾患のリスク等が一目でわかります。詳しい検査内容は、医師へお気軽にお尋ねください。